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2012年10月

日本のワイナリー巡り 五一わいん(林農園)

信濃ワインから歩いて15分ほどだったかな?
五一わいんです。ワインではなく「わいん」なんです。
五一というのは創業者の林五一さんから取ったものだそうで、ここは創業1919年。大正やがな。すごいですねー。

さて、ここはなんと言っても畑の見学ができるということで楽しみにしてきました。
畑とか、いいんですか。行っても。「どうぞどうぞ~!」と、お店の人に言われて、まずは畑へ。

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畑の手前にうずたかく積まれたぶどうを入れるコンテナ

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やー、キレイですねー。たわわに実ったこれはリースリング。

そしてこれはシャルドネ。
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カベルネ・ソーヴィニヨン
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ピノ・ノワール
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これは垣根栽培のカベルネ・ソーヴィニヨン
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こんな風に実が付いています。
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ここの特徴は「林スマート方式」という仕立て方で、棚栽培なんだけど、北側に梢を向けて伸ばし、細心の剪定をして実に日光が沢山あたるようにしてあることです。
通常、このような垣根栽培だとひとつの木にできる実を限定してしっかり育てることで栄養を行きわたらせて味の充実を図るのですが、これだと太陽が真上に来た時、ぶどうの葉っぱで遮られて思ったよりも陽が当たらないのだそうです。

垣根栽培とスマート方式、それぞれの利点があると思います。
ことしは雨が少なく、糖度も25くらいあってすごくできがよいとのことです。

ちょうど、ここの社長さんが作業をしておりましたので、いろいろお話を伺うことができました。社長さんと言ってもとってもチャーミングなおじいちゃんです。

さて、ここには樹齢50年のメルローの木があります。
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ちゃんと実もなっているんですよー。すごいですねー。おいしそうじゃないですか。
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そんな五一わいんでは次のワインを買って参りましたヨ。

・竜眼(酸化防止剤無添加)←今、これ開いてます。
・エステートゴイチ シャルドネ

あとは~…ん~…もう忘れちゃった。

メルローは買ってきましたよ。メルローは今開いております。
軽やかでおすすめです。おいしい。

そうそう、畑にはこんなものも。
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仕事にはかかせない電動(?)作業車。

そして、もうひとつ。

畑の中にすごくうるさい鳥がいて「ぎょえーっ!ぎょえーっ!!」って鳴いてるんですよ。
それが本当にうるさくて、一体なんの鳥や、と、思ったら。
なんと、これがスピーカーから流れているのですね。

んで、作業の人(それが社長さんやったのですが)を捕まえて
「あのうるさいの、一体なんですか?」
と、聞いたら、何でもスズメ除けだとか。

5種類の禽鳥の鳴き声をMIXさせたものを流してぶどうを鳥の被害から守っているそうです。

そうそう、写真のぶどうに付いている白っぽいのは「ボルドー液」だそうです。
「これ見ると嫌がる人いるんだけどねー。病気を防ぐのには一番安心なんだよね。ボルドー液が」ということでした。
ワインの加工の段階で底に沈むので、検出もされずに安心なんだとおっしゃっておりました。


さて、そんな五一わいんで沢山遊ばせてもらった私、そろそろ力が尽きそうですが、もう一軒、この五一わいんの前にあるもうひとつのワイナリー「井筒ワイン」も攻略せねばならんのです。

いざ!井筒へ~。

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日本のワイナリー巡り 信濃ワイン

日本でもおいしいワインが近年注目されています、一度は生産現場へ足を運んでみようと思い、東京出張のついでに長野の塩尻まで足を伸ばしました。


東京新宿から中央本線で2時間半、名古屋からも中央本線で2時間のところにある塩尻はワインの町。おそらく現地の人の言葉を借りても「ワインだけが有名」とのことで、駅前は何と言うか、だだっぴろくて非常に閑散としております。

ワイナリーの多くはナント、朝8時半から試飲を開始しております。
14時の電車で夜の営業に間に合うように帰らなくてはいけないので、朝からトップギアでございます。
駅の西口からタクシーに乗って1200円。まずは信濃ワインから攻めて参ります。



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信濃ワインは地下の貯蔵庫の見学ができます。
ここには1956年のワインだかブランデーだかちょっと忘れましたけど、保存がしてあります。

棚にすんごいホコリをかぶっておりましてですね。
うーん歴史ですなー。ここでは次の商品を購入いたしました。

竜眼(クラッセ・ノワール)
メルロー(スーパーデラックス)
豪雪(ナイヤガラ無ろ過 無添加)
雪花(コンコード無ろ過 無添加)
秋香る(ロゼ コンコード)
NAC ナイヤガラ シュール・リー
信濃葡萄ジュース
・1996年製 ブランデー

珠家では豪雪と葡萄ジュースを昨日から提供しております。
豪雪はアルコール9%でろ過をしていない無添加の白ワイン。濁りワインでございますよ。
葡萄ジュースももちろんストレート果汁でスーパーおいしいです。

ナイヤガラのシュール・リーはものすごく香りが甘いのに飲むとキリッとパンチのある辛口でその意外性についついまた飲んじゃうという代物ですね。
竜眼という品種も珍しいですが、この辺ではよく作られている葡萄です。
ちょっと味に複雑さがあります。

ここのメルローはANAのファーストクラスでも使われているのですが、さすがにその試飲はありませんでした。そして高すぎて買えませんでした。(8000円くらいする。このANAのファーストクラス用のワインは1867本から選ばれるらしいぞ。すごいなあ)

それは金ラベルのメルローなんですが、駅前にある「信濃ワイン飲み比べワインバー」みたいなところがあって、そこでは信濃ワインが30ccからグラスで飲めるんですね。そこで銀ラベルのメルローを飲んだら、すごくよかった。
なので、金は相当おいしいのだろうと推察できます。
次回は必ず買います。はい、頑張ります。
信濃ワインを出たらちょうど契約農家のおじさんが納入に来ていて写真を撮らせてもらいました。

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これはナイヤガラ。
甘~い香りがします。昨日のワインバーで
「駅前とかでもナイヤガラの香りがしてくる」
と言ってて、(えー香りで何の葡萄か分かるもんなのかなあ)と思ったんですね。
ところが、ここで納得。
本当に甘い香りがすごいんですよ。
そしたら農家のおじさん(写真の人)が
「1個もってけ」
って小さいのひとつくれたのです~。

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甘い甘いナイヤガラを食べながらてくてくと、次のワイナリー「五一わいん」へを向かいましてございます。


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※町を歩いていても住宅の間に普通に葡萄畑が…   


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